ハブの追加2008/06/04 22:12

 現在使っているハブは
プラネックス FMX-24
hp ProCurve Switch 1400-8G
というものだ。
プラネックスは200Vで駆動。
hpはシリコンバッテリー12Vで駆動している。

 JRX115を使っていた頃からのもので、その時はこれ以上ハブを繋いでも音の変化は認められなかった。
 hpの前はプラネックスのFX-05miniも持っていてポケットモバで駆動していた。しかしニッケル水素4本の方が若干音が良かった。ポケットモバに昇圧回路と保護回路が入っているためそれらが音に影響しているのではないかと想像している。この後hpのハブを購入してからは手放していた。

 Yoshii9にしてからは聴いていなかったし、ここのところの高音質化でハブを増やせば更に高音質を望めるとの確信のもとプラネックスのFX-05miniをとりあえず一つ購入した。電源はニッケル水素4本。予想通り音は良い方向に変化した。高音質になるときは決まって無駄な音が聞こえなくなり隠れていた音が聴こえてくる。今まで響きだと思っていた音がただの滲みだという事がわかるのだ。
 これはまだ行けるぞと思いもう1台購入。更に贅肉が落ちた。これでハブが4台になった。音の変化の度合いから考えるとまだ行けそうな気もしないでもない。しかしこれでは部屋中電池だらけだ。

 ラステームにする狙いは実は機器類を減らすために考えたものだった。アンプとUSBオーディオが兼ねられているのだから、巧くいけば2台の場所が1台分ですむと思った。しかし予想に反して音が良すぎてしまいやればやるほど音が良くなる。USBオーディオはラステーム以外に4台。AMEに繋げるハブも4台というとんでもない結果になってしまった。
 でも出てくる音は素晴らしい。TAKAさんのところでも紹介されていたArt Pepper Meets the Rhythm Sectionはとても音がよく、うちでは部屋の隅で本当に吹いているような雰囲気だ。

USBオーディオデバイスの追加2008/06/14 19:00

 画像は今回追加したUSBオーディオデバイス群だ。アンプが裸のままなのでこれらもそのままでいいだろうということでケース無し。vicsのキットが1台とツール工房の基板3台だ。電池は1台1台に接続するのは面倒なのでUSBオーディオデバイス4台をニッケル水素4本で給電。これでラステーム以外のUSBオーディオデバイスは7台になった(全部電池駆動)。さすがにこれだけ繋げればどこかで飽和するだろうと思っての実験だ。

 音楽再生の構成をあらためて紹介すると
自作パソコン メモリはデュアルチャンネル3GB ラムファントムでramdisk作成
OSはXPでSSDにインストール
他の音楽再生(iTunes foobar2000 マルチプラグイン)やイメージディスク作成に必要なもの(クローンCD ヴァーチャルクローンドライブ)はramdiskにインストール
もちろん音楽データ(イメージディスク)もramdisk
iTunesでインポートせずイメージディスクからの再生
CDドライブは Plexwriter Premium
ラステームRSDA302Uはシリコンバッテリーで駆動 ケースは外してある
AMEはバッテリー駆動 スイッチングハブは1台は200V駆動で3台はバッテリー駆動 
この状態からの再生だ。

 とりあえず全部繋いで聴いてみた。
「あら、何かすごく良い感じ。」
 それではということで1台外してみた。
「にじむ!いらない音が聞こえてくる!」
 おいおい、いったい何台繋げば飽和してくれるんだ・・・。
ちなみにAMEへのスイッチングハブも3台から4台にしたときもかなり変化したから追加すればまだ良くなりそうな気がする。まだやらなきゃかな・・・。

 繋げているだけのUSBオーディオデバイス7台にPCからAMEへの接続だけに使用しているスイッチングハブ4台。とても無駄に思えるこれらのものがあることによって超高音質を得ているのだ。

Quick Time 更新2008/06/19 00:17

 先ほどQuick Time を更新した。iTunesはfoobar2000との関係で更新は出来ないのだがこちらはOKなのだ。情報量が上がった。より細かい音がわかるし空気感もより濃くなった。

 Yoshii9ではいくら情報量が上がっても高域を下げる必要が無い(フルレンジなので当たり前だが)。JBLでは必ず高域の音量を下げていた。そうしないと高域がキツくて聴いていられない。ここがJBLとの決定的な違いだ。

 せっかく情報量が上がっても高域を下げなくてはならないJBL。
Yoshii9ではそのまま。

 この情報量が上がる事により空気感が濃くなって、まるでそこにプレイヤーがいるような雰囲気になる。

エクリプス TD307Ⅱ2008/06/20 00:14

 リビングのRSDA302Pに少しましなスピーカーを繋げてみようと思い、Yoshii9ですっかりタイムドメインスピーカーを気に入ってしまったのでアンプ内蔵でないタイムドメインものを探してみた。するとエクリプスのものがアンプ内蔵ではない。

 ここではリビング改造計画第2弾。

 リビングでは世間では誰も聴いていないであろうCS-PCM放送を聴くのがメイン。あまり聴くのに気合いを入れないと思うのでお高くないのがいい。口径が65mmのTD307Ⅱを選んでみた。これはスタンドを調整すると真上に向かせる事も可能。お値段はYoshii9の1割くらい。ラステームも2万なので合わせても約5万円。ちょっとしたミニコンポ並だ。

 肝心の音だがYoshii9と比べるとスケール感や細かい再現能力等はかなわないが単独で考えればかなり良い。とてもこんな小さいサイズのスピーカーとは思えない立派な音だ。タイムドメインスピーカーを試したいという方にはちょうど良いのではないだろうか。このスピーカーとラステームの組み合わせでも相当レベルの高い音が得られる。聴いている途中でハブの電池が切れたが音の変化はしっかりわかる。

 置き方は正面と真上に向けてとを試してみたが正面に向けた方が良いようだ。正面に向けてもうるさい感じはしない。試したのはメインシステムに繋げてだからリビングではどうなるかわからないが。
 これでリビングでもまともに音が楽しめるようになった。もう少し面白い番組があるといいんだが。

ソルボセイン2008/06/25 23:26

 JBLで結界を張っていた頃に敷いていた板と御影石の上にYoshii9は置いてある。御影石の上にはWITTを使っていた頃に敷いていたガラス板と鋳鉄のブロック。鋳鉄にはスパイク受けとしてボール盤で穴を開けていた。小提琴奏者さんのブログでも紹介されていたサーモウールを鋳鉄ブロックの間に敷き詰め、さらに余ったサーモウールをYoshii9のスパイクで貫通させながらアルミの筒の真下にくるようにして、筒の下からくる音を吸音している。

 この状態にしてしばらく聴いていたのだが全く不満もなく、いい音だなーと思っていた。
 最近になってプロケーブルではソルボセインというゴムの親戚みたいな素材をスタンドの下に置くと良くなると紹介していた。実は自作パソコンのケースの足にはソルボセインがついている。パソコンのケースは結構お高いものでそんな所まで気を遣っているものだった。はじめはこれ効いているのかな?と思っていたがプロケーブルの記事を見て、効いているはずだと今は思っている。

 このソルボセインを今回はYoshii9のスパイクを受けている鋳鉄ブロックの下に敷いてみた。プロケーブルで販売しているのはスタンドに合っているサイズなので東急ハンズで30センチ四方のものを購入してブロックサイズに切った。闇異人さんからも「効きましたよ」と聞いていたので効果はあるだろうと思っての実験だ。この素材は接着剤が付いているわけでもないのだが粘着性があり固定するにも効果はありそう。今まで鋳鉄ブロックはガラス板の上に置いてあったので滑りが比較的あったのだが、これを敷いてからはピタッと動かなくなった。

 音だがシンバルの響きがすさまじい。以前はこんなに響かなかった。ピアノの録音の粗も更によくわかるようになってしまった。あまり何でも聴こえすぎるのも問題だな。
 シンバルの響きは凄いが決してうるさいわけではない。空間に溶け込むような響きなので聴いていて気持ちいいのだ。シンバルの音が消えていく余韻が美しい。タムやスネアの打った後の響きがよくわかる。ECMや北欧のピアノトリオ好きな私にはとてもありがたい。