CDはインポートせずイメージディスクで2008/05/01 18:21

 CloneCDを使ってイメージディスクをつくる。VirtualCloneDriveでマウントしてそこから再生。インポートしてwavやaiffにして聴くよりも音がよい。これはOssan'sBlogのTAKAさんから教えてもらった再生方法。

 仮想ディスクドライブはいろいろなものがあるがそれぞれ音が違う。まるでCDプレイヤーを替えているような印象を受ける。エッジが効いているもの、自然なもの、様々である。これは聴く人の好みに応じて選べば良い事であるが、比較してみて一番自然な感じを受けたVirtualCloneDriveにした。ハイエンドオーディオのような音になるものもあって面白い。

 この方法で再生するとfoobar2000のKernel Streaming が使えた。音源はSE-U55GXである。wavやaiffでは使えないのだがCD再生では使える。なぜだかはよくわからない。Kernel Streaming は不安定なものだというのは確からしい。でも若干音が良くなる。

 VirtualCloneDriveとCDのイメージディスクはramdiskにいれておく。小提琴奏者さんのブログにあったがQuickTimeを新しいものしてramdiskにいれると更に良くなる。ramdiskを作るためにはメモリを最低でも2GBは必要。1GBのramdiskを作ればアプリとイメージディスクが何とか入る。残り1GBのメモリならXPでは快適に動くはず。

AMEとSE-U55GXをバッテリー駆動2008/05/02 18:30

 AMEをバッテリー駆動するには分解しなくてはならない。カッターナイフでケースをあわせてある部分を少しずつ削っていくのだが、あわせてある片方のケースに電源回路、片方に本体回路があり、それを結ぶリード線が削る部分のすぐ下にあるため注意が必要。3.3Vと5Vと2系統の電源があるのだが面倒なのでどちらもニッケル水素3本で駆動している。これでも機能的には問題なく動く。しかし単3なので3時間位しか保たない。単1で動かせば時間的には稼げるだろう。
 はじめは直接AMEから音声信号をとっていた。現在は触媒的使用だがそれでもバッテリーで動かした方が音は良くなる。これはとても不思議でハブのバッテリー駆動も高音質になるがAMEも全く同じ。最近新しいAMEを購入して200V電源からとったものと比較したがバッテリー駆動の方が良かった。
 SE-U55GXは2台接続していて、そのうち1台の音をとる方ををバッテリー駆動、ニッケル水素6本で動かしている(その後4本に変更)。音はACアダプターで使うのとはかなり違う。一度その音を聴くと戻れなくなる。
 1台でも高音質だが2台だと磨きがかかる。理屈は全くわからないが良くなるのは確か。音源に関しては不思議なことが多い。

ハブのバッテリー化2008/05/03 19:19

 AMEの触媒使用でもハブのバッテリー化は効果的だ。プラネックスのパケットバッファの大きいタイプのものとhpのACアダプタのものを使っている。
 小提琴奏者さんのお薦めしているハブも以前は使っていたがJBLではこの2つの組み合わせが良かったので手放してしまった。Yoshii9ではどうなるかまた試したいところだ。プラネックスは200Vで駆動、hpは12VのACアダプタなのでシリコンバッテリー駆動している。

 AMEの仕組みは謎が多くて不思議だ。以前はエラー訂正が完全なので音が良いと思っていたがそう単純ではないようだ。
 とにかく音は良くなってくれるので大変ありがたいが、触媒使用でありながらハブやLANケーブルでころころ音が変わる。

SE-U55GXの低電圧化2008/05/09 18:00

 ようやくYoshii9が馴染んできた。それでも毎日、音出しからはじめの10分間はかたい音がする。1曲終わるくらいからようやく本来の音が出てくる。
 Yoshii9が馴染んでからと思っていたことをやってみた。SE-U55GXの定格電圧からかなり下がった約5Vでの駆動だ。ニッケル水素4本で聴いてみる。何故だろうか?電圧が下がったのにダイナミックレンジが広がったように感じるし透明感も増したかのようだ。

 SE-U55GXに充分満足しているのだが一つ気になるものがある。ラステームのデジタルアンプだ。USBで直接入力できてデジタルのまま増幅する。今までアナログ入力のみのデジタルアンプは聴いたことがあったがデジタル入力直接は聴いたことがない。昔wadiaでPowerDACなんて言ってて憧れたものだが同じような製品が2万円くらいで買える時代。年月を感じるなー。
 
 「信助さんのオーディオ」で信助さんに聞いてみたところかなり良いとのこと。
   
 試してみよう。

ラステーム デジタルアンプ RSDA302U2008/05/15 19:17

 アンプが到着してすぐに音出しをしてみた。情報量が凄い。今までのSE-U55GXとYA1の組み合わせでも相当なものだったがさらに細かい音が聞こえる。しかし若干高域がかたい感じがして少し疲れる音。初日だから仕方ないか。

 2日目。SE-U55GXのときは初日と2日目では別物だったので変わるかなと期待しての音出し。あら、変わらない。まだかたいし少し歪んだ感じがする。少しは良くなっているが根本的な部分で変わっていない。疲れる音。

 仕事中にふと気が付いた。アンプの足にはインシュレータ代わりに鋳鉄のブロックをかませてある。デジタルアンプはコイルが入っているから磁性体があってはまずい!鋳鉄ブロックを外して聴いてみると疲れる感じはしなくなった。これなら使える!分解能がとても高いのだ。

 12V駆動(シリコンバッテリー)ではあまり大きな音にはならないが必要充分だ。アンプの裏側にスイッチがついていてゲインの切換が出来る。

 とりあえずの評価はこのくらい。もう少し聴き込んでみよう。

RSDA302U メインシステムに決定!2008/05/17 20:51

 ここ数日ずっとこのアンプを聴き続けていた。そしてRSDA302Uの圧倒的な実力を知ることが出来た。

 何も考えずにただ接続して聴くだけでは、少しハイ上がりの疲れるアンプ位しか思わなかったかもしれない。実際今までと同じ状態で聴くとシンバルに違和感があった。空間に溶け込まなくて、トゲトゲとした音をしているのだ。音楽ファイルはramdiskに置いているしアプリケーションも全てramdisk。OSはSSDで動いている。SE-U55GXは2台接続していてAMEもしっかり動いている。xpもぜい肉を落としサクサク動くようにCPUの負担やメモリを無駄使いしているものを極力外した。見た目はwin2000のようだ。
「これでトゲトゲしているのではこのアンプもここまでか。この情報量は凄いんだけどなー。」と思いながら改善策を探っていた。

 そして気が付いた。
「この曲データーはMacbookでイメージディスクにしたデーターだ。」
Macbookではイメージディスクを作る場所はramdiskでもHDD上でも音が変わらなかったので、このデータはHDDで作ったものだった。

 自作パソコンのCDドライブはPlexwriter Premiumだ。最初に音楽用パソコンを作ったときにこれだけは選ぼうと思って購入したものだ。これでイメージディスクをramdiskで作ってみた。そして仮想ドライブにマウントして再生。凄い!初めて聴く音だ。今まで聴き続けてきたディスクから初めて聴く音が出てきている。聴き馴染んだ曲だが聞き惚れてた。
 また気が付いてしまった。イメージディスクを作るアプリCloneCDをramdiskに置いていない。VirtualCloneDriveは聴くときに必要だからramdiskに置いたのだが、イメージディスクにするときには必要ないだろうと思ってSSDに置いてあった。CloneCDをramdiskに置き直してからイメージディスクを作る。これで聴いてみるとまた音質が上がっている。「曲データ全部取り直しだ!」

 ramdiskで作ったイメージディスクをHDDにコピーして保存しておき、聴くときにramdiskに置き直しても大丈夫なのだ。つまりいかに良い状態でイメージディスクにするかということが大問題なのだ。

 整理すると
CloneCD VirtualCloneDrive foobar2000 iTunes QuickTime をramdiskにインストール。
イメージディスクはramdisk上で作る。
聴くときにはramdisk上で仮想ドライブをマウント。
RSDA302Uはシリコンバッテリーで駆動。

 この状態で聴かないとRSDA302Uは美しい音で聴くことが出来ない。それだけ敏感なアンプだということだ。SE-U55GX+YA1よりも数段は上に感じるこの音。正直ここまで音質が上がるとは思っていなかった。この表現でどれだけのことが伝わるかわからないが今回のこのアンプは衝撃だった。

シリコンバッテリー2008/05/18 14:08

 lm3886を使った自作アンプを製作するときに「はて、バッテリーは何を使うべきか?」と色々調べてみた。
 以前に自作チャンデバを電池で動かしていた時は006Pを2個使って聴いていたがすぐに電池切れになってしまう。不経済なので充電池を探した。ラジコンで使うニッカド2個で両電源にして使っていた。電流をそう流すわけでもないので電池の種類をあまり気にしていなかった。しかしアンプとなると話は違う。電流をいかに流すかという事を考えなければならないわけで内部抵抗の問題を考えないわけにはいかない。鉛電池は内部抵抗が低くて簡単に手に入るため候補に挙がるが、硫酸を使っているので過充電すると水素が発生する。密閉型を使うにしても部屋の中で扱うのは少し心配だ。リチウムイオンは発火事故があったし何か安全なものはないかと探していた。
 探せばあるもので「シリコンバッテリー」という硫酸を使っていなくて、しかも内部抵抗が鉛電池よりも低いという理想の電池が中国で作られているということを知る。これしかないと思って使ってみたが音も良く最高の電池だ。
 以前、南青山のタイムドメインの試聴室で「音の良いバッテリーですね。」と言われたが鉛電池よりも内部抵抗が低いことが効いていると思う。鉛電池は音が重いという言い方を南青山のタイムドメインの人はしていたが内部抵抗の違いが音に現れているのではないかと想像している。

 冒頭の写真は拙宅のバッテリーと充電器の配置を写したものだが、充電器をスイッチ付きのタップにつなぎ、充電するときはスイッチを入れ終わったら切っている。タイマー付きのスイッチがあればもっと良いかなとも思っている。一応心配なので家にいるときに充電するようにしている。3時間聴いても充電は30分もかからない。あまり電力を使ってはいないようだ。充電器はホームセンターでも売っている車やバイク用のもの。2000円くらいで買った。電圧を測ってみたら13.5V。あまり高い電圧では良くないようなのでちょうど良い値だ。
 シリコンバッテリーの端子はファストン端子。250というタイプのもの。はじめは接続にみの虫クリップで行っていたがさすがに音が悪く、オーディオテクニカの金メッキタイプを使用している。みの虫クリップだと音が歪んだ。
 バッテリーの扱いは慎重に行うべきだ。ショートさせると豪快に火花が散る。オーディオテクニカのファストン端子にはビニール製のカバーも付いているので、被せておけばひとまず安心。
 バッテリーの扱いについてはMONDOさんのサイト
http://blog.livedoor.jp/mul2/)のBBSで RE3noREさんが詳しく書いていらっしゃるので参考にして欲しい。
 輸入元の説明はこちら。
http://www.greensaverbattery.com/hikaku-greensaver.htm

RSDA302U 更に高音質!2008/05/20 17:55

 信助さんから教えてもらったケース外し。
あまり人に見せられるものではないが・・・。

 そのまんまでは埃もたまるだろうと思いガラスの板を埃よけにしている。
この状態でケースの上側だけを被せてみると音が少し曇る。
鉄のケースでは当たり前だが。
何でまた鉄なんだろう?少し考えてくれれば良いものを。

ヒートシンクは鉄ではないようだ。

ACアダプターとの比較2008/05/21 18:00

 RSDA302Uに合うACアダプターを見つけた。早速聴いてみた。
「あれ、結構いけるな。」
 以前アナログ入力のみのデジタルアンプ(何か変な表現だな)を聴いたときにはかなりバッテリーと差があったのだが今回はそれほどでもない。

 若干SNが落ちて透明感には欠ける部分もあるがこれはシリコンバッテリーとの比較の話。単独で聴けば全く問題ないレベルだ。このアンプは良いアンプだと思う。ただ純正のACアダプターは少しお高いかな。秋月ならもっと安く買えそうだ。

 PC-AUDIOならコンピュータとこのアンプとスピーカーがあればかなりの音が出る。入門機のような値段だけど使い方によっては凄い音が出るアンプ。デジアンはお買い得だ。

オーディオデバイスの増加で2008/05/23 21:44

 また実験をしてみた。家にあるUSBデバイスを集めて接続してみた。全部で4つ繋いでみたが(なんでこんなにあるんだ、しかも全部バッテリー駆動)驚いた事に4つ繋いだときが一番良かった。わずかではあるが機械を減らしていくと少しずつ音が膨らんできて曖昧になる感じ。
 何故なんだろうなあ?よくわからない。

 40番さんのリッピングもMacBookで試してみた。この方は凄い。macでもかなり良くなった感じがする。しかしうちの自作パソコンはSSDにXPが入っているのでまだ及ばない。MacBookにもSSD入れてみたくなった。レパードをSSDに入れてramdiskにiTunesと曲データを入れたら上回るかも。