Ubuntu 64bit2009/07/04 22:24

 koujikanさんからいろいろ教えていただいて64bitで32bitを上回る音が出てくるようになった。64bitではDAWソフトのArdourは使えなかったので32bitでやってみようと思っていた。しかしいろいろな仕掛けを教えていただけたので、64bitを導入できて拙宅のPCオーディオ史上最良の音が出ている。

 改めて整理すると、
SSDのRaid0でファイルシステムはXFS。
Ubuntu64bitをインストール。
リアルタイムカーネルをインストール。
HPETを使う。
Ramdiskを作成。
データはwav。CD(HDD)から(sound-juicer)コピペしてRamdiskへ。
オーディオインターフェースはRSDA302Uを1台のみ接続。
再生はAudaciousから行っている。

 若干不安定な所は残っており突然フリーズする事もある。しかしこの音にはかえられない。
 滑らかな上に躍動感が加わった。OSの64bit化は何でも効くのだなと改めて実感した。リアルタイムカーネルやHPETの存在も大きなものになっている。
 Ubuntuは何もしなくてもかなりの高音質だが奥が深いOSだ。

コメント

_ koujikan ― 2009/07/06 00:38

Utaさん、こんばんは。

> ディスクのスピードが約8GB/sなんて数字が出ておりRamdiskと同じ
>くらいになっています。SSDのRaid0でもこんなには出ませんよね?
表示の一段目をご覧になっていますか?
それとも2段目をご覧になっていますか?

hdparmのスイッチは、次の意味です.
一段目は-Tスイッチの表示で、「キャッシュシステム、つまりメモリ、CPU、バッファキャッシュをテストするという意味」です。
Timing cached reads: 13794 MB in 1.99 seconds = 6914.98 MB/sec
私の環境でも7Gのスピードです。メモリーDDR2-667、2GBを2枚使っているので、メモリインターリーブ(メモリーのRaid0のようなものとお考えください。)で動作します。単純に理論速度5.3GB/S×2と考えれば、10GBの速度を得ることができますが、実測ではこの位になります。
もし、Utaさんの環境で、DDR-2800を2刺ししているのであれば、8GB
という速度はあながち不当でもないように思います。
理論値は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/DDR2_SDRAM
を参考にしてください。

他方、2段目は、-tスイッチの表示で「キャッシュ上に無いデータを読み出して、ハードディスクのパフォーマンスをテストする」という意味です。参考ですが、私のHDD・RAID5環境のスピードは、140MB/S
と表示されます
Timing buffered disk reads: 428 MB in 3.01 seconds = 142.38 MB/sec

あと、不安定となる件についてですが、Xのアップデートは実施されていますか?
Xの不具合はIntelチップで顕著に発生していますが、私のATI環境でもHungなどがそれなりに発生しました。
そこで、ubuntuXチームが提供しているUpdateを適用したところ、いまのところ、hungは再現していません。
Updateの方法は、
 https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=4958
にありますが、これは、intel向けにかかれています。
しかしながら、他社のトライバーも一緒にUpdateされるので、よろしければ、お試しください。

_ uta ― 2009/07/06 22:20

koujikanさん

 コメントありがとうございます。
詳しい説明ありがとうございました。-tの方は確かに現実的な数値でした。
Raid0のは倍くらいの数字になっています。音も若干ですがRaid0が良いようです。

 ドライバーUpdateですか。これは気にしていませんでした。
Updateはほとんど気にしていなかったので取り組んでみたいと思います。

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