MacBookでUbuntu2010/01/16 12:32

 SOtMのdx-USBが壊れた。原因はCDドライブをとっかえひっかえしていろいろ試していた後だったので多分それだ。どちらも同じUSBインターフェースにさしている。CDドライブの電源コネクタを接続するときだろうな。

 dx-USBはすぐに調達出来るものではないのでどうしたものかと考えた。使っているPCのマザーボードには音声デジタル出力があるので、とりあえずはそこからフルデジタルアンプへ直結してみようと思った。Ubuntuのサウンド設定でオンボードのデジタル出力を設定して聴こうとするも音が出ない。いろいろやってみたが全然ダメ。

 仕方ないので以前使っていたMacBookを久々に登場させてみた。iTunesから内蔵の光出力でフルデジタルアンプへ入れてみる。もちろん問題なく音は出る。
 んー、こんな音だったかなあ。ここのところずっとUbuntuで音出しだったので、これでは満足できない。

 MacBookにUbuntu9.10を入れることを考えた。調べてみると「オプション」キーを押しながら起動させるとUbuntuのディスクから起動が出来る。Macのディスクユーティリティでパーテーションを切ってから改めてインストールした。Mac、Ubuntuそれぞれの起動は同じように「オプション」キーを押しながら電源を押せば選択画面が出てくるのでどちらかを選択すればOK。結構簡単だ。しかも無線LANやサウンド関連ものも全く問題なくすんなり使える。相性が良いのだろうか。

 リアルタイムカーネルとhpetを入れる。hpetの入れ方は館三さんのところに丁寧に書いてあるので参考にした。
 この状態でMacBook~光出力~フルデジタルアンプの聴く音は、デスクトップPC~dx-USB~I2S~フルデジタルアンプの音とそう変わりはない。
 デスクトップPCはどうしてもファンの音がわずかにするのだがMacbookはとても静か。しかもバッテリーで動かせば、拙宅のシステムは完全なフルバッテリーシステムになるのだ。
 音の静かなCDドライブで聴くと全くの無音状態から音が立ち上がるので狭い部屋にはとても良い。MacBookもSSDに換装しているのでシーク音もなく音楽に集中できそうだ。