帯域幅増加からの決別2009/05/18 22:54

 先日拙宅にヒューストンさんがいらっしゃった。昨年秋にも一度いらしてくれて今回は2回目だ。サブウーハーとTD508Ⅱの組み合わせを聴いていただくのが一つと、ヘッドフォンの世界を教えていただくのがもう一つ。
 ヘッドフォンをたくさん持ってきていただいて様々な音を教えていただいた。今まで全く取り組んだ事がなかったのでとても新鮮だった。スピーカーの世界とは別の世界がそこにはあったのだ。オーディオは本当に奥が深い。

 その際にヒューストンさんからWindows7とXpの違いについて質問されたのだが、そういえばまだ7の条件を変えて何もしていない事を思い出した。現在の状態はXpでは効果のあったUSBメモリ等を使った帯域幅の増加を行っているのと、オーディオデバイスを複数(10個ほどでASIO4ALL使用)接続している。Xpでは最良の組み合わせだった。VistaではXpほどではないが効果があった。果たして7ではどうかということだ。

 結論はUSBメモリ等は外した方が低域の輪郭がはっきりした。USBオーディオデバイスは音出しをしているRSDA302U2台だけにすると少し曇る感じがした。10台全て接続するとよりクリアになった。
 Windows7ではUSBオーディオデバイスの複数接続は有効だが、帯域幅増加のみで使用する機器は不要のようだ。USB周りがだいぶ変わってきているのかな?

コメント

_ ヒューストン ― 2009/06/04 00:26

先日は本当にお世話になりました。
帰ってからが一苦労、貴宅で聞いたクリアーなヘッドフォンの音を思い出していろいろがんばっております。 おかげでだいぶ良くなりましたが、まだまだ追いつきませんので、気長に挑戦です。  DACまでの信号のきれいさ如何でどのようにでも音が変わること、改めて思い知っています。
 
ところで、XPと7の違いについて早速ご回答いただいたのに、返事がこんなに遅くなって、大変失礼いたしました。
結局は、OS次第でずいぶんと違うということですね。
USB複合機器用のドライバーは同じFileNameなのですが、各OS用で内部機能は違ってきているのかも知れません。 7がどういうものなのかまだまだ勉強不足ですのでなんともいえませんが、カーネルモードで作動したXPとユーザーモードオンリーのVistaではXPの方が何かと有利だろうという予測はつけやすいので、なにか判らないかあれこれ見ている最中です。 しかし難しい.....。

まま、あせらずにチマチマやりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

_ uta ― 2009/06/04 18:20

ヒューストンさん

 先日はありがとうございました。
本当にOSはよくわかりません。音で判断するしかないようです。
是非7について何かわかりましたら教えて下さい。よろしくお願い致します。

_ ヒューストン ― 2009/06/10 23:49

utaさん

最近Takさんのサイトで知ったのですが、Process Lassoというソフトをつかうと簡単にアプリにCPUの割り当てができます。http://park19.wakwak.com/~soundtherapy/audio/rippingpc.htm
Takさんはリッピングマシンで採用しているようですが、再生用に使ってみようと思い立ち、当方のマシンはQuadなので、Frieve Audioに2つのCPU,それ以外のアプリはすべて他の2個のCPUで動くように設定してみました。
ようするに再選専用のCPUをセットしたわけですが、これは効きます。
透明感がぐんと上がって、低音の伸びも高音の揺らぎも格段に良くなりました。
環境によるとは思いますが、マルチCPUならば使える手法だと思います。
ぜひお試しください。

_ uta ― 2009/06/11 20:54

ヒューストンさん

 コメントありがとうございます。
以前タスクマネージャーからCPUの割り当てを行った事がありますが、
あまり変化がありませんでした。こちらはDuoだからかもしれません。
 このソフトでもやってみようと思います。

_ 通行人K ― 2009/06/11 22:55

Process Lasso、自分も使ってますが、少々コツがあるようです。
確かに音は変わります。Core Duoです。
先ず以下のリンク先の8番を御覧下さい。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/software/1213377722/

自分はこのカキコを参考に設定してみて好感触でした。

これはオートギアというソフトでの設定ですが、同様のプロセスが動いていたらProcess Lassoでも同じように設定します。
さらに、Duoの場合CPU 0とCPU 1があるわけですが、OSが絡むものはCPU 0でしかきちんと動かない場合があるそうなので、それらはCPU 0に割り振ります。
(中には割り振れないものもありますので、それらはそのままで。)
そして再生ソフトはCPU 1に割り振ります。
さらに、再生ソフトの設定で優先度を上げ、同時に再生ソフトは「プロバランス制御から除外」に設定します。
どうもこの「プロバランス制御」というのは、他の負荷が高まると優先度を上げてても、バランスを取ろうと下げる働きをするようです。
恐らくは、ここまでやれば明確に違いは出てくるのではと。
自分の場合はiTunes>Foobarと流してますのでiTunesはCPU 0で標準以上に、FoobarをCPU 1で高に設定、どちらもプロバランス制御から除外しています。

_ 通行人K ― 2009/06/11 23:09

ひとつ書き忘れました。
ProcessGovernor.exeは高に、ProcessLasso.exeは、やや高に設定しておいたほうがいいと思います。
制御するためのプロセス自体が低いまま、他ばかり上げてしまうと、なかなか割り込めず、上手く動かなかったり、最悪制御不能になる可能性もあるからです。

_ uta ― 2009/06/12 07:07

通行人Kさん

 なるほど。コツがあったのですね。
ありがとうございます。試してみたいと思います。

_ 通行人K ― 2009/06/12 20:02

あ、あとMONDOさんちの掲示板でも少し触れたんですけど…。
マザーボードのBIOSのバージョンで、かなり音が変わったりすることもあるみたいですよ。
もちろん最新のがいいとは限らないのですが・・・。

_ 通行人K ― 2009/06/14 11:56

マザーボードのBIOSのバージョン・アップの件についてですが・・・。

これ、一度バージョン・アップしてしまうと逆に簡単には下げることが出来ない製品が存在するようです。(例えばASUSのもの)。
裏技を使えばバージョン・ダウンできたというお話も検索して見つかりましたが、かなりリスクが大きい雰囲気です。
BIOSの書き換え自体もリスクのあることですから、深入りしたくない方には推奨いたしません。
ウチのGIGABYTEのものでは、ごく普通の手順でQ-Flashを使用して古いバージョンに書き戻せることは確認してはいるのですが・・・。

_ uta ― 2009/06/14 17:23

通行人Kさん

 情報ありがとうございます。うちはASUSなので考えものですね。
この辺りはあまり触らない方がいいかな?

_ 通行人K ― 2009/06/14 19:01

うん、特に今の出音に大きな不満がないならなおさら。
やるにしても、ASUSにきちんと問い合わせて、お使いのマザーの場合、正規の方法できちんとバージョン・ダウンできる仕様なのかを確認されてからの方が宜しいかと。
BIOSを変えるとなると、そのハード、この場合はマザーですが、その動作が別物になると思っておいたほうがよさそうです。もちろん、どの部分がどれだけというのは、我々一般ユーザーには闇の中なんですが…。
当然、其処に刺したり繋いであったりするパーツや機器の動作も変わりますよね。厄介なことです…orz。

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