コマンドラインからのCD再生 ― 2010/02/08 22:41
コマンドラインからのwav再生は出来るようになったのだが、CDの直接再生をコマンドラインからやってみたいと考えた。しかしなかなかうまく行かない。そこで視点を変えた。リッピングは出来るのだからリッピングソフトをうまく使えないかと。
コマンドラインからのリッピングはcdparanoiaだ。これで吸い出しながらaplayに送れば何とかなるのではないか。最近linuxの本を買って暇な時は眺めているのだがパイプ(|)というものがある。ただの縦線一本なのだが、これはその名の通りデータのパイプらしい。これで繋いでやれば吸い出したデータを直接送れそうな気がする。
cdparanoia 1- - | aplay
このように入力してみた。すると音は出る!しかし途切れるのだ。これでは使えない。何かバッファみたいなものは無いのかなと探してみたらそのまんま buffer というものがあるらしい。
ということでインストールして途中にかましてみる。
cdparanoia 1- - | buffer | aplay
おお、だいぶ良くなってきた。しかしまだ途切れる部分がある。では少しCDの読み取り速度を上げてみる。
cdparanoia -S2 1- - | buffer | aplay
あまり変わらないので -S2 のところをどんどん上げてみた。10まで上げると途切れる事はなくなった。
cdparanoia -S10 1- - | buffer | aplay
この状態だと全く問題なく、CD1枚がとても良い音で再生される。Ramdisk上からのwav再生よりも好ましい。
コマンドラインからのリッピングはcdparanoiaだ。これで吸い出しながらaplayに送れば何とかなるのではないか。最近linuxの本を買って暇な時は眺めているのだがパイプ(|)というものがある。ただの縦線一本なのだが、これはその名の通りデータのパイプらしい。これで繋いでやれば吸い出したデータを直接送れそうな気がする。
cdparanoia 1- - | aplay
このように入力してみた。すると音は出る!しかし途切れるのだ。これでは使えない。何かバッファみたいなものは無いのかなと探してみたらそのまんま buffer というものがあるらしい。
ということでインストールして途中にかましてみる。
cdparanoia 1- - | buffer | aplay
おお、だいぶ良くなってきた。しかしまだ途切れる部分がある。では少しCDの読み取り速度を上げてみる。
cdparanoia -S2 1- - | buffer | aplay
あまり変わらないので -S2 のところをどんどん上げてみた。10まで上げると途切れる事はなくなった。
cdparanoia -S10 1- - | buffer | aplay
この状態だと全く問題なく、CD1枚がとても良い音で再生される。Ramdisk上からのwav再生よりも好ましい。
コメント
_ 館三 ― 2010/02/18 17:32
_ uta ― 2010/02/18 18:39
館三さん
そうなんです。良い音なんですよ。
いちいち打つのは手間なんですが手間が大事なPCオーディオですからね。
bufferは使わずにaplayのオプションでバッファ(aplay -B###)を設定しても
動きました。ただし、かなり大きい値にしないとダメですが。
そうなんです。良い音なんですよ。
いちいち打つのは手間なんですが手間が大事なPCオーディオですからね。
bufferは使わずにaplayのオプションでバッファ(aplay -B###)を設定しても
動きました。ただし、かなり大きい値にしないとダメですが。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://utablo.asablo.jp/blog/2010/02/08/4866226/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
またまた素晴らしい音です!すごい発見ですね!
Audasious2のCD再生44.1kHz・48kHzと比較するとコマンド再生の方が良いと思えます。
今xubuntu-desktopにしていてログイン画面から端末だけ起動させることができるのですが、優劣はあまりはっきりしませんでした。