MR-2000S ― 2010/07/10 13:08

KORGのMR-1に可能性を感じたのでバルク転送USBオーディオ基板のDACを製作してX-PM2に繋げようと思った。しかし自身の技量を考えていなかった。
パーツを調達して作ってはみたものの全く音が出ない。I-V変換部分はユニバーサル基板で問題なくできていると思うが問題は面実装の方だ。
ルーペを使って拡大しながら0.3mmのこて先でつけていく。抵抗やコンデンサは1mm位しかない。ICだって小さいのは1cmないし足の間隔は1mmもない。
DIPのICはソケットつけてから差し込むことが出来たけど今回は直接ハンダ付け。
等々、数々の難題をクリアーできずに終わってしまった。もう面実装はやめておこう。
そこで出費は痛いがDSD5.6Mの出力が出来るMR-2000Sを購入した。もう1機種KORGにはMR-1000SがあるがSNの高い方を選んだ。値段も高いが。
さすがにSNはアンプよりも高いのでMR-2000Sの電源を入れても切ってもスピーカーからノイズは出てこない。MR-1とはだいぶ違う。
音に関してはMR-1と傾向は同じ。しかし5.6Mが使えるのと無音時のクリアさがこちらの方が上なので表現はかなり優秀。
もう少し鳴らし込んでからPCMシステムとの比較をしてみたい。
システムの比較 ― 2010/07/11 16:48

MR-2000SとX-PM2の組み合わせ(1bitシステム)とバルク転送USBオーディオ基板とフルデジタルアンプの組み合わせ(PCMシステム)を比較した。1bitシステムはアナログでの接続。PCMシステムはデジタルでの接続である。
1bitシステムはこれだけで聴けばかなり良い組み合わせだと思う。コンピュータの面倒な設定もなくデータをMR-2000Sに入れてしまえば再生できる。ハイレゾデータも問題なく扱える。
PCMシステムのデータがwav(16/44.1k)の時と、1bitシステムのDSD(16/44.1k~5.6M変換データ)の時は甲乙つけがたい感じだ。空気感は若干PCMシステムが良く、音の立ち上がりは1bitシステムの方が良い。
しかしPCMシステムデータを16/44.1k~5.6M~24/176.4kに変換すると、1bitシステムは追いつけなくなる。
クリアさや音の立ち上がり、空気感全てPCMシステムの方が良い。
ん~、AudioGateは凄いな。
しかしPCMシステムデータを16/44.1k~5.6M~24/176.4kに変換すると、1bitシステムは追いつけなくなる。
クリアさや音の立ち上がり、空気感全てPCMシステムの方が良い。
ん~、AudioGateは凄いな。
現状でDSDは1bitアンプへのデジタル伝送ができないのでアナログ接続しかないのだが、これが出来るようになるとまた変わってきそうな感じがする。是非聴いてみたいものだ。
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